SOIL PREPARATION

土造り

茶づくりは、まず土づくりから始まります。稲わら、落ち葉、籾殻などの有機物を集め、微生物の力で発酵・分解させた土壌改良材をつくります。それをもとに堆肥を仕込み、時間をかけて熟成させます。この堆肥場には、20年以上かけて積み重ねられてきたコンポストもあります。土は毎年つくられ、毎年更新されていきます。ここから、茶樹を支える基盤が整えられます。

堆肥の内部では、微生物による分解が絶えず起きています。発酵が最も活発な時期には、好熱性の微生物が働き、堆肥の温度は60℃を超えることもあります。この熱が雑草の種や病原菌を抑え、有機物の分解を進めます。切り返して空気を入れると、発酵は再び活性化する。高温期を越えると、温度は徐々に下がり、熟成の段階へと移ります。長い年月をかけて積み重ねてきた今村茶園独自の堆肥が、毎年、土をよみがえらせていきます。

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Transplanting

定植

茶樹は、苗木を一本ずつ畑に植えることから始まります。間隔や列の向きを整え、根がしっかり張る環境をつくります。植え付け後は、水分管理や除草、剪定を行いながら、樹形を整えていきます。一本の苗木が安定して芽を出せるようになるまでには、数年がかかります。こうして時間をかけて育てた茶樹が、その後の収穫を支える土台となります。

茶の木を植えてから、約2年目の様子です。高さは60〜70cmほどに育っています。株元に敷いているのは、米の籾殻です。籾殻は土の表面を覆い、光を遮ることで雑草の発芽を抑えます。同時に、土の乾燥や、雨による表土の流出を防ぎ、夏の地温の上昇や冬の冷え込みをやわらげる役割もあります。若い茶の木が、まだ浅い根をゆっくりと張っていく——その時間を、足元から守っています。

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ORGANIC PRACTICE

有機栽培

私たちの有機栽培は、単に化学農薬を使わない、という意味ではありません。発酵を軸に、畑全体を設計することそのものです。

廃糖蜜と酵母からアルコールを起こし、米麹で酵素を抽出する。そこにニームの実を加え、時間をかけて発酵・熟成させます。さらに米糠や麹菌を組み合わせ、微生物が働ける環境を整えていきます。

畑は、管理する対象ではなく、生きた環境として扱う。抑え込むのではなく、バランスを整える。時間を味方につける栽培です。

霧茶人|有機煎茶 - 今村茶園

私たちが畑に使う防除液は、一から、すべて手づくりです。

インドセンダン(ニーム)の実には、アザディラクチンと呼ばれる成分が含まれ、古くから虫よけに用いられてきました。これを、地元・霧島の米麹や糖蜜と合わせ、発酵させていく。麹菌や酵母が働くなかで、成分は熟成し、畑になじむ液へと変わります。

虫を退治するためではなく、虫が寄りつきにくい環境をつくるために。自分たちの畑に使うものだからこそ、何が入っているか、すべてわかるものだけを使う。葉が芽吹くより前から、畑そのものを整えていきます。

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MANAGEMENT

冬を越すために

冬は、休止の期間ではありません。春への準備の時間です。

根を強くするための肥培管理を続け、春の芽吹きに備えて、土の栄養バランスを整えていきます。そして、茶づくりにとって冬の最大の敵が、霜です。新芽が凍れば、その年の一番茶は損なわれてしまう。だからこそ、霜の夜には、畑を守るための備えが動き出します。

芽は、冬のあいだ静かに眠り、春を待ちます。

霜の恐れがある夜、スプリンクラーで茶の木に水を撒き続けます。水が凍るときに「凝固熱(潜熱)」が発生し、その熱によって芽の温度は0℃前後に保たれます。新芽が枯れる臨界温度はおよそ-2℃ですが、水を撒き凍らせ続けるかぎり、気温がそれ以下に下がっても、薄い氷の膜の内側で芽は0℃に保たれ、枯れずに済みます。この方法は「散水氷結法」と呼ばれます。注意点として、散水を途中で止めると逆に被害が大きくなるため、霜の時間帯は連続して撒き続ける必要があります。

このほか、防霜ファンも用います。これは上空の比較的暖かい空気を地表へ送り込み、冷気がたまるのを防ぐ方法で、散水とは異なる原理で霜から芽を守ります。

なお、同じ凝固熱の原理は、ワイン用ぶどうの栽培でも使われています。フランス・シャブリなどでは、春霜の夜にぶどうの木へ水を撒き、芽のまわりに氷の膜をつくって0℃に保つ方法(アスペルジオン)が用いられています。

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HARVEST

収穫

春になると、眠っていた茶葉が一斉に芽吹きます。寒さを越えた芽は、旨味を蓄えながら成長し、やがて収穫の時を迎えます。

収穫前の一定期間は、茶畑を覆い、直射日光をやわらげる被覆栽培を行います。光を抑えることで、茶葉は渋みのもとになる成分を抑えながら、旨味や甘みを蓄えていきます。霧島の気候と組み合わさることで、葉の質感と香りが、より深く整えられていきます。

収穫には、茶葉の状態を見極めながら刈り取る適採機を使用します。新芽の伸び具合や開き方、葉の硬さを確認し、刈り取るべき高さを見定めてから作業に入ります。

芽の位置や高さを揃え、刈り取る深さを調整しながら進めることで、茎や古い葉が混ざるのを抑え、葉を傷めずに摘み取ります。摘採の時期や高さがそろわないと、蒸しや揉みといった、その後の工程でムラが生じます。

だからこそ、一番茶・二番茶それぞれの生育に合わせて機械を細かく調整し、均一な原葉を確保する。この見極めが、仕上がりの質を左右します。

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MANUFACTURING

製造

茶葉は、摘み取られた瞬間から、すでに変わり始めています。製茶とは、その変化をコントロールする技術です。蒸し、揉み、乾かす——繰り返されるシンプルな動作の中に、香り・色・旨味を引き出すための、緻密な判断が積み重なっています。

制御技術を扱ってきたエンジニアの目は、この工程を、温度と時間の設計として捉え直しました。一杯のお茶に至るまでに、茶葉はいくつもの手と機械を経て、その姿を変えていきます。

2025 First Flush / Kirishima Green Tea / Kagoshima Tea - 今村茶園

製茶は、収穫が始まると、そのシーズンの間はほとんど止まることがありません。茶の芽は待つことなく次々と育ち、摘み取りに適した状態は、短い期間で過ぎていくためです。摘採の適期を逃さないよう、収穫と製造はほぼ途切れることなく続き、その期間は約1ヶ月に及びます。

茶葉は、摘み取られた瞬間から品質が変化し始めます。だからこそ、収穫したその日のうちに製造へ進めることが求められる。この約1ヶ月は、収穫と製造が一体となって動き続ける時期です。

荒茶製造

Primary Tea Processing

摘み取られたその瞬間から、時間との勝負が始まります。熱、圧力、そして風の流れが、緻密な順序で働き、色・香り・かたちを保ちながら、生の葉を荒茶へと変えていきます。

スワイプで、製茶の工程へ ▶︎

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Post-Harvest Handling

茶畑から茶工場へ

新しい芽が摘み取られた瞬間から、酸化が始まります。香りと味は、ゆっくりと、しかし即座に、変化し始めます。

その品質を保つため、茶葉は遅れることなく工場へ運ばれ、そのまま次の製造工程へと移されます。

畑と工場は、別々の場所ではありません。ひとつの、途切れない工程です。

この素早い受け渡しこそが、その後のすべての品質を支えています。

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Fresh Leaf Management

生葉管理

収穫後、摘みたての茶葉は、底が網状になった専用のコンテナで保管されます。下から空気が通ることで、適度な湿度が保たれ、茶葉は摘みたての状態に近いまま守られます。

この生葉の状態が、その後のすべての品質を決めます。どれほど製造の技術が優れていても、原料を超える品質のお茶は生まれません。

ここから先のすべての工程は、この時点で築かれた土台の上に成り立っています。

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Steaming process

蒸熱

蒸しは、お茶の色・味・香りを決める工程です。わずか数秒の違いが、すべてを変えます。味も、香りも、水色(すいしょく)の澄み方も。

この段階で酸化を止めることで、茶葉の鮮やかな緑が保たれ、不要な青臭さが取り除かれます。煎茶の場合、蒸し時間はおよそ30秒が目安です。蒸しは、日本茶づくりの土台であり、そのあとに続くすべての性格を、ここで決定づけます。

今村茶園では、一般的な「回胴式(丸胴式)」に加え、「送帯式」の蒸し機を使い分けています。特にこの送帯式は、このエリアでは導入している茶園が多くありません。生葉をコンベア(ネット)の上に広げ、移送しながら蒸気を通す方式で、茶葉を動かさないため、葉のかたちが崩れにくく、蒸し加減を細かく調整できます。

深く蒸すと葉は崩れやすくなりますが、この方式なら、葉の原形を保ったまま、深く蒸すことができる。そうして、旨味と濃い水色を引き出していきます。

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ORTHODOX METHOD / ROTARY VANE

オーソドックス製法 / ローターバン

葉打ち・粗揉の工程に移る前に、蒸した茶葉は「ロータバン(rotorvane)」と呼ばれる機械を通します。1958年にインドで開発された連続式の揉み機で、もともとはオーソドックス製法の紅茶づくりに使われていたものです。

今村茶園では、この工程を緑茶の製造ラインに取り入れています。回転する筒の中を茶葉が通るあいだに、茎と葉がやさしく揉み合わされ、より均一な状態に整えられる。それにより、旨味や香りの成分が、むらなく抽出されるようになります。

結果として、水色(すいしょく)の澄みと安定感が増し、茶葉全体の性格が、より一つにまとまります。

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Rough kneading

葉打ち・粗揉

蒸しを終えた茶葉は、すぐに冷却され、味と香りが守られます。高温のままにしておくと、品質はたちまち損なわれてしまうからです。

葉打ちの工程では、圧力をかけながら乾いた熱風を茶葉に通し、蒸しの段階で残った水分を取り除きます。これにより色と香りが安定し、次の粗揉に向けて茶葉が整えられます。

続く粗揉では、強い圧力と熱風によって、水分を均一に抜いていきます。ここは精度が求められる工程です。茶葉は、体温に近いおよそ36℃に保たれていなければなりません。今村茶園では、この二つの工程に六台の機械を備え、その日の茶葉の状態に合わせて、一台ずつ調整しています。

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Kneading

揉捻

揉捻(じゅうねん)は、茶葉に圧力をかけ、水分と旨味・香りの成分を、葉の全体へ均一に行き渡らせる工程です。粗揉のあとに行い、残った水分のムラを整えながら、細胞の組織をほぐしていきます。こうすることで、お茶を淹れたときに、旨味がより引き出されやすくなります。

この工程では、熱を加えません。茶葉をひとつの塊にまとめ、強弱をつけながら揉んでいきます。

ここでどう揉むかが、仕上がったお茶の香り・味・そして全体の性格を、そのまま決定づけます。

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Medium kneading

中揉

揉捻を終えた茶葉は、まだ多くの水分を含み、形もそろっていません。中揉(ちゅうじゅう)は、これを二つの段階に分けて整えていきます。

第一段階では、乾いた熱風と圧力を同時に加え、残った水分の大部分を取り除きます。第二段階では、別の乾燥方法を用いて、水分量をより均一な状態へと近づけます。

内部で押し込む動きを持つ回転胴が、一定の圧力をかけながら、効率よく水分を抜いていく。この工程を終えるころには、茶葉は最後の仕上げ——精揉の段階へ進む準備が整います。

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 Final Rolling

精揉

精揉(せいじゅう)は、茶葉を乾かしながら、日本茶ならではの細く、針のような形へと整えていく工程です。機械の底面はガスで加熱され、人の手の動きを再現するように、茶葉を押し、揉み込んでいきます。

揉む動きは、中心の軸を支点に、振り子のように動く。最後は重しをかけて圧力を加え、茶葉を引き締めていきます。さらに、トレーが動くのに合わせて大きな回転ブラシが茶葉の上を通り、全体をむらなく、均一に揉み上げます。

この工程を終えるころには、茶葉は、その形、水分、そして手ざわりを得ています。日本茶ならではの美しさが、ここで完成します。

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Drying

乾燥

精揉を終えた茶葉は、最後に仕上げの乾燥にかけられます。水分は、およそ10〜13%から5%前後まで落とされます。長期保存に必要とされる水準です。

70〜80%もの水分を含んでいた生葉から、この段階に至るまで水分は、それぞれの工程で、順を追って取り除かれてきました。

こうして香りが安定し、荒茶(あらちゃ)、仕上げ前のお茶ができあがります。ここで、製茶の一次加工は完了します。

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Sifting

篩がけ

ここから、仕上げが始まります。目の大きさを段階的に変えた篩(ふるい)に順番に通し、茶葉を大きさと形でふるい分けていきます。一度通すごとにばらつきが減り、茶葉はより均一な形へと近づいて行きます。

目の細かい篩は、最も質の高い部分、本茶(ほんちゃ)を選り分けます。ただし、その分、採れる量は減ります。目の広い篩は量を保ち、より幅広い茶葉の個性を残します。この工程は、品質と量のバランスをとる段階です。

篩の目と順序を調整しながら、茶葉を均一に整えていく。そうして、一杯のお茶の香りと味を、安定したものにします。

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Color selection

色彩選別

茶葉は高精度のCCDカメラでスキャンされ、細かな繊維、小さな茎、赤茎、微細な異物などを検出して取り除きます。人の目では見分けにくいものも、機械で選別します。

茶葉は傾斜した平らな面の上を流して選別する方式で、仕上げ茶・荒茶・碾茶・深蒸しなど、形状の異なるお茶にも対応できます。製造の最終段階として、品質を安定させる工程です。

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Blending

合組

合組(ごうぐみ)は、異なる茶葉を組み合わせ、調和させる技術です。

品種、蒸しの度合い、それぞれの個性を、見て、香りをかぎ、味わい、手で触れて、丁寧に見極めていきます。

この工程には経験と確かな判断が求められ、最終的な一杯の味を決める、重要な役割を担います。

合組によって、それぞれの要素のバランスが整えられ、一種類の茶葉だけでは出せない、まとまった味わいが生まれます。

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Packaging

袋詰め

仕上げを終えたお茶は、品質を保つため、すぐに包装されます。荒茶と仕上げ茶は30kgの袋に封入し、抹茶や小売用の商品は、それぞれの規格に合わせて包装します。各包装は、酸化を防いで輸送中の鮮度を保つため、窒素を充填しています。

ここから、お茶は鹿児島の市場へ、そして世界中の取引先へと送り出されます。畑から始まった工程は、ここで完了します。

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ROASTING

焙煎

火入れは、お茶の仕上げにおける最後の対話です。

強く焦がすのではなく、低温の熱をゆっくりと加えながら、余分な水分を取り除き、茶葉の香りと甘みを引き出していきます。この穏やかな熱が、茶葉の奥に眠っていた風味を、そっと表へと連れ出します。

温度と時間の加減はわずかな差が仕上がりを変えます。強すぎれば香りは飛び、足りなければ余韻は生まれない。

一杯のお茶を飲み終えた後に残るあの余韻は、ここで生まれています。

火入れには、ドラム型の焙煎機を2台使用します。荒茶の水分を、5%から2%にまで落としていく。わずか3%ですが、この差が、香りと余韻を決めます。

数値だけでは、火入れは決まりません。同じ茶葉でも、その日の状態や外気の湿度によって、最適な火加減は変わります。だからこそ、温度計に頼りきらず、立ちのぼる香りを嗅ぎ分けながら、火を調整していきます。焦げの一歩手前、青臭さが消え、甘い香りが立つ瞬間を見極める。温度は、80℃から130℃の間。茶葉に合わせて、その都度動かします。

外気の条件も、仕上がりを左右します。湿度の高い雨の日は、火入れを避けます。すべての条件が調和したとき、はじめて、甘く香ばしいお茶が仕上がります。

Cycle

循環

生産や製造の過程では、選別のラインから外れた茶葉や、搬送中にこぼれ落ちる茶葉が生まれます。それらを捨てることはありません。集めて、再び畑へと還します。茶にとって、最も良い肥料は茶そのもの。同じ畑から生まれたものを土に戻すことで、養分はその土地の中で循環します。一枚たりとも無駄にせず、すべてを土へ戻し、次の茶を育てる力に変えていきます。

土に還した茶葉は、二つの役割を果たします。ひとつは、土の表面を覆う保護材として。畑に敷くことで、雑草の成長を抑え、土の乾燥や、雨による表土の流出を防ぎます。もうひとつは、肥料として。時間をかけて分解されるなかで、茶葉に含まれる養分が土へ戻り、次の茶を育てる力になります。捨てるはずだった茶葉が、畑を守り、土を育てる。一枚も無駄にしない循環です。

 

Highlights

 

In 2024, Kagoshima Prefecture produced approximately 27,000 tonnes of aracha — unrefined tea — claiming the top position in Japan for the first time since records began in 1959. For decades, that place had belonged to Shizuoka. In 2025, production exceeded 30,000 tonnes, holding the top rank for a second consecutive year.

200,300

Plantation’s total field area

1st

Kagoshima’s rank

30,000t

Kagoshima’s raw tea output

44%

Third harvest production

This achievement was not made by Kagoshima alone. It stands on the accumulated knowledge and craft of tea producers across Japan — generations of growers who shaped what tea-making in this country has become.

At Imamura Tea Plantation, we tend to each leaf with the same care that this land and its history demand. Rooted in Kagoshima's nature and the tea culture passed down through time, we continue — quietly, steadily — moving toward the next era of what this place can become.

 

CERTIFICATIONS

認証

Imamura Tea Plantation holds both ASIAGAP and Organic JAS certification.
Each represents an independent, third-party recognition of our commitment to responsible farm management, environmental care, and consistent quality.
To honor the nature of Kirishima — and to deliver a cup you can trust. Certification is one form that promise takes.

ASIA GAP

CERTIFICATE OF REGISTRATION
Certification Number: MIC-S-A60000095

  • Standard
    Farm Management and Compliance Standard for Tea, Version 2.3 (Revised Version 1)
  • Certification Type
    Individual Certification
  • Product Category
    Tea
  • Products
    Green Tea (Raw Leaves, Unrefined Tea)
  • Certified Scope
    BI (Cultivation and Harvesting)
    BIII (Processing)
Organic Agricultural Product Process Manager

Certification Number: 1097

  • Type of Agricultural Products Subject to Certification
    Organic Agricultural Products
  • Legal Basis for Certification
    Act on Japanese Agricultural Standards (Act No. 175 of 1950)
  • JAS Standards for Certification
    Japanese Agricultural Standards for Organic Agricultural Products
  • Technical Standards for Certification
    Technical Standards for Certification of Organic Agricultural Products and Organic Feed (limited to those that have introduced processes such as sorting or selection only) for Production Process Managers and Overseas Production Process Managers
Organic Processed Food Production Process Manager


Certification Number: Processing 1108

  • Type of Agricultural Products Certified
    Organic Processed Foods
  • Legal Basis for Certification
    Act on Japanese Agricultural Standards (Act No. 175 of 1950)
  • JAS Standards for Certification
    Japanese Agricultural Standards for Organic Processed Foods
  • Technical Standards for Certification
    Technical Standards for Certification of Organic Processed Foods and Organic Feed (limited to those that have introduced processes such as sorting or selection only) for Production Process Managers and Overseas Production Process Managers

ASIAGAP is a farm management certification program approved by the GFSI (Global Food Safety Initiative) — the internationally recognized body supported by the world's leading food companies and retailers.

Certification confirms that Imamura Tea Plantation meets rigorous standards across food safety, environmental management, worker safety, human rights, and farm operations — all verified by an independent third-party auditor.

For importers, ASIAGAP certification provides documented assurance of responsible agricultural practice, supporting compliance with international food safety requirements at the point of customs clearance.

Organic JAS is Japan's national certification for organic agricultural products, administered by the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries. It certifies that our tea is produced without the use of synthetic pesticides or chemical fertilizers, under strict and independently verified standards.

Critically for international buyers: Japan's Organic JAS certification holds mutual equivalence recognition with the USDA National Organic Program (NOP). Products certified under Organic JAS may be sold as organic in the United States without requiring separate USDA certification. Equivalence has also been recognized with EU organic standards.

For importers, this means reduced certification barriers and a clearer path to market — backed by one of the most stringent organic standards in Asia.

 

Brand concept

 

Our concept, "I want the afterglow of Kirishima to linger on."
comes from a simple wish.

The memories you carry from visiting Kirishima—
the wind of Kagoshima, the warmth of its people,
the feeling of being welcomed by a gentle hometown.

Moments when you think of your family,
your loved ones,
or someone you wish to reach out to.

In those quiet, nostalgic moments,
we hope that a cup of Imamura Tea
will let you feel that afterglow once again.

We are committed to sharing the beauty of Kirishima tea
and the richness of its natural landscape
with people all around the world.

Like the resonance after a bell is struck,
the sound fades, but something still lingers in the air.
We call that yoin — the afterglow.

 

About This Project

Company

IMAMURA TEA PLANTATION
Founded 1947

Address

655-15 Karegawa, Hayato-cho, Kirishima-shi, Kagoshima 899-5113 Japan

Contact Information

Tel 0995-43-9162
Fax 0995-43-9260

Hours of Operation

10:00 – 17:00
Closed on Sundays and National Holidays

Tea Master:Hirotsugu Imamura

When I face the craft of tea, I always hold on to a sense of “freedom.”I listen to the voice of nature, break away from fixed forms, and quietly explore the possibilities within each cup.

Producer:Yoshihiro Shimazu

Tea takes me places I never expected—beyond landscapes, beyond time, and sometimes even beyond myself.It keeps leading me forward, and I keep following.

Branding:I.T.P.entertainment

We deliver emotion through stories and tea, crafting moments that stay with you.

Certifications & Qualifications

有機JAS農産物生産工程管理者 認証番号: 1097
有機JAS加工食品生産工程管理者 認証番号: 加工 1108
ASIAGAP 認証登録番号:MIC-S-A460000095

Imamura Tea Plantation – ASIAGAP Certified Farm, Reg.A460000095, Kirishima Kagoshima Japan
Imamura Tea Plantation – Organic JAS Certified by Kagoshima Organic Agriculture Association, Kirishima
Imamura Tea Plantation – Kagoshima Prefectural Tea Association Chairman's Award, Kirishima
Imamura Tea Plantation – Kyushu Agriculture Director's Award, Kagoshima Prefectural Tea Evaluation
 

PRESENTED BY

IMAMURA TEA PLANTATION

© all rights reserved

I want the afterglow of Kirishima to linger on.